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家族と一緒に住んでるけど、自分だけ受けたい |
生活保護ってどんな制度? |
生活保護は基本的に世帯単位で認定されることとなっています(生活保護法第10条)。
これは人が生活する上で、共に生活する家族というものがいかに影響力があるかということを表しています。
具体的に述べると、家族で生活している場合、電気代、水道代などは当然家族全員で使っているはずです。また食事にしても同様で、家族でご飯を食べるのが一般的です。
そう考えると、家族のうち一人だけ生活保護を適用するというのは、現実に則していないことになります。必ず家族全員が生活に困っているか、家族全員が生活に困っていないか、のどちらかだからです。
しかし一定の条件のもとでは、家族のうち、特定の人だけ生活保護を受給するということもありえます。
これを世帯分離といいます。
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どこに行けばいいの? |
仕事してても受けられる? |
持ち家なんだけど… |
車に乗っててもいい? |
どんな調査されるの? |
仕事したくないから生活保護受けたい |
どれくらいもらえるの? |
生活保護受けたら、何かデメリットある? |
世帯分離とは |
貯金あるんだけど、仕事が無いから生活保護受けたい |
世帯分離が適用される条件にはいくつかあります。 |
医療費が無料になるってホント? |
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施設に入ってても受けられる? |
1.子供の大学進学 |
家族と一緒に住んでるけど、自分だけ受けたい |
通常生活保護を受給している人は、高校を卒業したら就職しなければなりません。まず生活保護から抜け出すことが重要だからです。
しかし、近年は大学へ進学する人が増えていることから、生活保護においても、大学への進学を認められています。ただし、その際には自分で学費を払い、生活保護から一時的に抜けて、自活しなければなりません。
このときに行われるのが世帯分離です。
この場合は家族が生活保護を受け、子供が生活保護から抜けるという世帯分離です。 |
住民票無い。もうだめだ。 |
年齢制限とかあるの? |
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2.子供の結婚 |
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生活保護を受けている世帯の子供が仕事をして収入を受けている場合は、こちらに示すように、収入申告を行わなければなりません。当然その収入分から一定額は生活保護費から減額されることになります。
しかし、その子供が近い将来結婚の予定があり、その世帯から転出することが決まっている場合は、例外的にその子供だけ生活保護から抜けることで、その子供の収入については申告しなくてもよいことに出来ます。このときも世帯分離が行われることとなります。 |
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