生活保護の受け方〜社会復帰への道〜
私たちが生きている間には、様々な困難があります。

それらの問題の多くは、お金が関わっています。

このサイトでは、病気で仕事が出来ない人、不景気で仕事が見つからない人、また、年をとっても年金がもらえない人などのための制度「生活保護制度」について、解説しています。

これらの情報で、皆様が健康で文化的な最低限度の生活を送り、また、再び社会復帰ができるよう願っています。

コンテンツ 生活保護受けたら、何かデメリットある?
生活保護ってどんな制度? 生活保護を受給すると、まず国民健康保険には入れません。ですので、もし加入していればはずれることになります。
仕事をしている人が、職場の社会保険に加入している場合は、そのまま加入し続けることになります。
よって、国民健康保険に加入している人は、被保険者証が無くなってしまうので、身分証明書として使えなくなります。

また、基本的に資産とみなされる家や土地、自動車や生命保険などの保険は全て手放すことになります。

その他、生活保護受給者には「収入申告」という義務があり、仕事で得た収入や、年金や手当てなどは、全て明細と共に申告しなければなりません。これらを守らない場合、生活保護が打ち切られたり、最悪逮捕されてしまうこともありますので注意しましょう。
どこに行けばいいの?
仕事してても受けられる?
持ち家なんだけど…
車に乗っててもいい?
どんな調査されるの?
仕事したくないから生活保護受けたい
どれくらいもらえるの?
生活保護受けたら、何かデメリットある? 収入申告について
貯金あるんだけど、仕事が無いから生活保護受けたい 収入申告の中でも主なものである、就労収入申告について解説します。
医療費が無料になるってホント?
施設に入ってても受けられる? 仕事をして、給料をもらったら、その収入を申告しなければなりません。
その金額を差し引いて、役所は生活保護の金額を決定します。
つまり、仕事で毎月給料をもらっている人は、毎月その収入を申告しなければならず、生活保護の金額も変わってしまいます。

そうすると、仕事をしてもその給料分が差し引かれてしまうので、仕事をしても意味が無いと思い、仕事をしない人も出てきてしまいます。

そこで、生活保護では、収入のうち、一定額を収入として見ない(すなわち、差し引かない)金額を決めています。これを基礎控除といいます。

家族と一緒に住んでるけど、自分だけ受けたい
住民票無い。もうだめだ。
年齢制限とかあるの?
具体例で説明しますと、
毎月の生活保護受給金額が15万円の人が、手取り10万円の給料をもらった場合、
15万円−(10万円−約2万円)=7万円
となり、この7万円が生活保護受給金額となります。

この約2万円の部分が基礎控除ということになります。
なぜ「約」がつくかというと、収入の金額や家族構成で変わるからです。

このように、仕事をしていないと15万円の受給金額となりますが、
仕事をすることによって、7万円+10万円=17万円が手元に残ることになるので、就労意欲をわかせようというのが生活保護のねらいです。