生活百科事典

借りた金が返せない

延期願

借りているお金を返済の期日までにどうしても返済できない場合は、「延期願」を出しておくことが必要です。「延期願」の文書の内容は、@返済の遅れた理由、A確実に返済できる期日を記載します。
しかし「延期願」の法律的な効力は何もありません。あくまでも文書での誠意を示すことです。

また、借りたお金を返した時には必ず領収証をもらいましょう。領収証は借りたお金を返済したという証拠となる文書です。貸し主が死亡したり第三者が入ると、更なる支払いの請求を受けたり思いがけないトラブルになってしまうからです。ですので、領収証をもらうと同時に借用証の返却も受けて、完全に白紙の状態にしておきましょう。
分割払いで借金を返済している場合、特に利息のつく借金の時には領収証の但し書きには注意が必要です。
分割返済で返している返済金は特に但し書きの無い場合、法律では@費用A利息B元金の順序で返却充当したことになります。つまり、返したお金を利息に先に充当されてしまうことで、元金が減らないということもありえます。ですので、必ず元金に充当してもらうよう但し書きが必要なので注意しましょう。

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