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空気銃・猟銃の取得

空気銃・猟銃の取得

日本では空気銃・猟銃の所持には厳しい規則があり、厳重な資格審査を受けなければ保持することが許されません。一般人が所持しても構わないとされている銃は、18歳以上からでは空気銃、20歳以上からでは猟銃です。これらは公安委員会での講習や教習を受け、その試験に合格した後でなければ「鉄砲所持許可証」の交付を受けることはできません。
「鉄砲所持許可証」の取得方法
1.講習と実習
・銃に関する基礎的知識と銃についての取り扱い情の注意について講習を受け、試験に合格すると「講習修了証明書」が交付される
・銃の実射訓練を受け、合格すると「教習修了証明書」が交付される
これら2つの証明書を取得すると、「鉄砲所持許可証」の申請ができるようになる。
2.申請者と申請先
本人が住所地の公安委員会に申請する
3.必要書類
・鉄砲所持許可申請書
・講習修了証明書
・教習修了証明書
・戸籍抄本
・健康診断書
・同居親族書
・印鑑
・銃の譲渡承諾書(銃を譲り受ける場合のみ)

銃の盗難と紛失

届け出のしてある従が盗難にあったり、紛失してしまった場合は以下のとおり申告しなければなりません。
1.届出者と届出先
銃の所有者が住所地の警察署へ
2.必要書類
・盗難届
・紛失届
・鉄砲所持許可証

なお、鉄砲所持許可証は返却しなければならないので、銃の所持資格も失ってしまいます。よって、再び鉄砲所持許可証を取得するためには、再び新規で講習と実習の上申請しなければなりません。

銃の売却、譲渡

銃を他人に売却したり譲渡したりする場合は、相手が鉄砲所持許可証を所持していなければなりません。また、売却したり譲渡した銃の許可証については公安委員会に返却しなければなりません。
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