生活百科事典

住民基本台帳

住民基本台帳

私達は生活の本拠として居住を証明するために住民登録を行います。それを公に証明してくれるのが住民基本台帳です。
住民基本台帳は市区町村がそこに住んでいる人を公証すると共に、選挙人名簿登録、小中学校の義務教育、国民健康保険、国民年金、印鑑証明など、住民が義務を履行したり権利を行使したりする際に必要な基礎データとなるものです。
住民基本台帳はこじんを単位とする住民票を世帯ごとに集成して作られています。
住民票の記載事項としては、以下のものがあります。
1.氏名
2.生年月日
3.性別
4.世帯主である旨と、世帯主でないものは世帯主との続柄
5.戸籍の表示
6.住民となった年月日
7.住所を定めた年月日
8.新たに住所を定めたものは従前住所と届け出年月日
9.選挙人名簿の登録の如何
10.国民健康保険の被保険者はその資格内容
11.国民年金の被保険者はその資格内容
12.児童手当の支給を受けているものはその受給資格に関する事項
また、住民基本台帳に記載された者は、住民基本台帳法によって必要に応じて以下の届け出も義務付けられています。
1.転入届(22条)
2.転居届(23条)
3.転出届(24条)
4.世帯変更届(25条)

これらの届け出を正当な理由無しにしなかった場合は、5,000円以下の過料、虚偽の届け出をすると、公正証書原本不実記載として5年以下の懲役または50万円の罰金に処せられます。
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