生活百科事典

健康保険

健康保険の種類

日本の医療保障は現在、国民健康保険被用者健康保険後期高齢者医療制度に分かれています。

国民健康保険は、すべての個人事業主、協会管掌健保の任意適用事業所とする認可を受けていない個人事業主の従業員、無職者(任意継続被保険者と後期高齢者医療確保法に該当する者及び生活保護をうけている者を除く)が加入することになっています。これらは市町村と東京都23区の各区が行っている事業です。

被用者健康保険は、サラリーマン家庭ならば必ず入っている健康保険です。組合健保や公務員であれば共済組合などのことです。

後期高齢者医療制度は、75歳以上の者と後期高齢者医療広域連合が認定した65歳以上の障害者を対象とする医療保険制度(ただし、生活保護受給者を除く)です。

国民健康保険

病気や怪我で治療を受けると、その医療費は国の補助、自己負担額、国民健康保険税の3つもので賄われています。
【国民健康保険の手続き】
1.届出人
世帯主
2.届け出先
住所地の市区町村の担当窓口
3.時期
出生、死亡、婚姻、離婚、離職などの事由があった日から14日以内

【国民健康保険で受けられる給付】
1.医療費
診療、治療、検査、入院、外用薬は3割の自己負担で受けられます。
2.出産育児一時金
出産ごとに出産育児一時金が支給されます。市区町村窓口の担当窓口で手続きを行います。
3.葬祭費
被保険者が死亡したとき、葬祭を行った者に対して支給されます。
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