SPEC(スペック)
最終話のエンディングで、このドラマの登場人物の名前がスケッチブックに手書きで書かれて、次々とめくられていく。
その中の一つに、「秋元才三(津田助広)」という名前がある。
秋元才三という人物は、ドラマの中でもほとんど登場していないが、公安部公安第五課の課長代理である。
この人物がなぜ「秋元才三(津田助広)」というように名前が書かれているのか?
おそらくこれは、物語の最後に登場する、サングラスをかけた津田助広は顔を変えた秋元才三であることを意味していると思われる。元々津田助広という人物は存在せず、公安部零課のパブリックドメインであるとされている。
つまり、ニノマエとの戦いの中で、多くの「津田助広」が殺されてしまったため、新しく「津田助広」を用意しなければならなかったのである。
そこから、公安第五課の課長代理であった秋元が選ばれ、新しく津田助広になったと考えられる。
秋元才三(津田助広)